歯周病

テレビCMなどでよく耳にする「歯周病」ですが、詳しい病状をご存じの方はあまりいません。歯周病がとても恐ろしい病気だということをご存じですか?歯周病菌は歯肉や歯槽骨(歯を支える顎の骨)といった「歯周組織」を冒し、さまざまな症状を引き起こします。

歯周病の進行段階

 歯肉炎

歯肉に炎症が起きて腫れ、歯磨きのときに出血する

 歯周炎

炎症が歯槽骨まで進み、骨が溶かされて歯がグラグラするようになる

 歯周病

歯肉炎と歯周炎が合わさったもの。重症になると歯が抜け落ちてしまう

歯周病の治療方法

 歯周ポケット掻爬(そうは)術

歯周病の原因となる歯垢や歯石は、毎日の歯磨きでは完全には取り除けません。ですが除去せずそのままにしておくと病状は進行するばかりです。そこで歯科医院では歯垢や歯石を取り除く「歯周ポケット掻爬(そうは)術」という治療法によって軽度の歯周病(歯周ポケットが浅い歯肉炎の段階)を治療します。
歯肉に麻酔をして、専用の器具を使って歯垢や歯石を歯周ポケットから除去します。歯肉を切開するわけではないので歯垢・歯肉が肉眼で確認できず、高い技術が必要とされます。

 レーザーを使った歯周治療

歯周病菌に冒された部分にレーザーを照射する治療法です。患部に直接照射することで歯周病菌を殺菌します。照射直後は傷跡がありますが、痛みはほとんどありません。すぐに回復してきれいなピンク色の歯肉がよみがえります。